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2012年5月17日 (木)

変えられることと変えられないことと

 人生とはなかなか思うようには行かないものです。  世の中、なかなか思うようにはなってくれない。家族について考えてみれば、家族同士お互い、相手が自分の思うようにはしてくれないと思っています。夫も妻のことを、妻も夫のことを、自分の期待通りにはしてくれていない、と思っています。親子もそうです。子供はなかなか親の思うようには育ってくれません。子供からみても親は自分が望むような姿をもっていない。どうしてこんな親のもとに生まれてきたのか、と罰当たりな思いを抱く人の少なくはないでしょう。今「親孝行」という言葉を耳にするのはまれになりました。親の嘆きを聞いたこともあります。どうして自分の子はこうなってしまったのでしょうか?わたしの育て方が悪かったのでしょうか?なんと言って慰めたらいいのか、当惑しました。
 人はなかなか自分の思うようには考えてくれないし動いてもくれません。人を変える努力をするよりも自分を変える努力をするほうがましです。 ところで自分を変えるということも大変です。 人生について、隣人について、自分について、変えることのできることもあれば、できないこともあります。
 わたしに机の上にどなたからかいただいた祈りのスタンドがあります。

 Serenity Prayer
 God, grant me the serenity to accept the things I cannot change,
 courage to change the things I can;
and wisdom to know the difference

 神よ、 わたしに与えてください、変えることのできないものを受け入れ心の静けさを 変えることのできることを行う勇気を そしてどちらであるのかを知る知恵を。(試訳)
 よい祈りですね!

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エレナさん」カテゴリの記事

コメント

精神科のPSWだったころ、依存症の患者さんたちの自助グループのミーティングで
特にAA患者ざんたちは毎回この「祈り」をみんなで唱和していたのを覚えています。

力のある言葉は、宗派や宗教を超えた「祈り」になるのだと、実感しました。

私は自分を変えたらいいのか、あるがままの自分を許してあげたらいいのか迷っています。

They always say that time changes things, but you actually have to change them yourself.     Andy Warhol


「時間が経てば、物事は変わる」と皆は言うけれど、自分自身で物事を変えようとしなければ、実は何も変わらないんだよね。(私訳)    アンディ・ウォーホル

同じ間違えをループのように繰り返すたびに、アンディの言葉を思います・・・(catface

旧約聖書を読んでいると、どうやら神様も、人間はわたしの思いを少しも分かっていてくれないと嘆いているようで、おかしくなります。
人間にとっても、神さまは人間を造り、愛していると言うなら、どうしてこんな酷い残酷な思いを人間に味わせるのだろう?という、誰もが考える普遍的な問題をしばしば提起してくれています。
ヨブのように考え始めても、ヨブのようには神さまからの答えはなしです。仕方なく、答えは自問自答する毎日です。
今日は、そんな日々を過ごすわたしに、「静けさの祈り」を与えて、自問自答の解答をいただいたようです。

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