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2018年9月24日 (月)

さいたま教区司教叙階式参加お祈り有難うございました・

マリオ山野内倫昭司教叙階式説教

2018924日、明の星学園講堂

 

 

本日は非常に多数の皆さんが、さいたま教区のマリオ山野内倫昭司教の司教叙階式にご参加くださりました。誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

今日は多くの方々がさいたま教区外から来てくださっているので、わたくしはこの場をお借りして、愛する「さいたま教区」について説明したいと思います。

 

さいたま教区は、

1939年 当時の横浜教区の8件のうちの北半分の4県をもって「使徒座知牧区」と分離・独立して発足致しました。

1958年 ラウレンチオ 長江 恵(さとし)司教が任命され教区に昇格しました。

1990年 フランシスコ・ザビエル 島本要司教が引き継ぎ、1991年、不肖わたくし岡田が浦和司教となり、2000年にマルセリーノ谷大二司教に引き継がれました。その後5年余りの司教不在の期間を経て本日2018924日 マリオ山野内倫昭司教の誕生の日を迎えることとなりました。皆さんから賜りましたお祈りとご支援に感謝申し上げます。

 

さいたま教区は北関東4県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県より構成され 登録信者数21,505と報告されておりますが、その数倍の外国籍信徒が居住しております。

 

さいたま教区の特徴は、多文化・多国籍共生の教区であるということです。多数の海外からの移住者、フィリピン、ヴェトナム、韓国、中南米など多くの国々からの移住者・滞在者の皆さんから成り立っている教区であります。そのような教区に、8歳の時に日本の大分県から家族とともに南米のアルゼンチンへ移住された方をさいたま教区の司教をおむかえすることになったのはまさに神の計らいである、と感謝申し上げます。

 

さいたま教区全体が多文化・多民族共生の教区でありますが、司祭・助祭団も実に多文化・多国籍の集まりであり、そのなかの26名が教区司祭です。教区司祭26名のうち16名は2001年以降に叙階された司祭です。そしてまたさいたま教区には5人の終身助祭がおり、それぞれの役割を担って活躍しております。

このような司祭団と助祭団の相互の交流・理解・協働をすすめるためにさいたま教区は二つの集会を大切にしてきました。それは「司牧者大会」と「助祭・司祭の集い」であります。

司牧者大会は、司教を中心として、すべての司牧者、司祭・助祭、修道女、他の皆さんが二泊三日の合宿をし、ともに祈り、話し合い、教区としての重要な課題を一緒に学ぶ論議するようにしております。

また「司祭・助祭の集い」は司教・司祭・助祭の奉仕者に共通の、任務と生活上の課題を話し合い必要な決定を行っております。

この二つの集まりをこれからも大切に実行していただきたいと希望しております。

 

主イエスは言われました。

「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」(ヨハネ17:21

山野内司教のモットーは

「キリストのうちにあって、一つの体、一つの心となりますように」

であります。

主イエス・キリストにおいて一つとなる、ということがわたしたちにとって目指すべき目標であります。

 

国籍、文化、言語、習慣、体験など大きな相違のある神の民は、ただ主イエス・キリストにおいてのみ一つとなることができるのであります。ですから、わたしたちはひたすらキリストに聞き、キリストを仰ぎ、キリストに従うようにいたしましょう

「自己中心」いう避けられない傾向を担うわたしたちはひたすら自分を捨ててキリストに従うようにと召されています。そのためには、祈ること、典礼を大切にすること、聖書を分かち合うことなどが非常に大切であります。

 

また、わたしたちは皆自分中心という欠点を逃れられません。そのことを骨にしみて自覚し、わたしたちの間で、互いに傾聴し、人を理解するように努めましょう。人の話を聞くということは実におおきなエネルギーを必要とする犠牲であります。同じ兄弟姉妹として、互いに安心して自分の思い考えることが言えるような教区でありたい。そのためにはひたすら相手の声に耳を傾ける決意が必要です。

 

さらにわたしたちは今の日本の社会のなかで苦しんでいる人々の声に耳を傾ける必要があります。困難な状況にある人、病気・障がい、孤独、差別、貧困などに苦しみ悩んでいる人、人生の意味を見つけたいと願っている人々‥実に多くの人々が神を捜し、主イエスとの出会いを求めています。わたしたちは弱い立場に置かれた人々、人生に行き暮れ迷っている人々に開かれた共同体でなければなりません。それこそ、主キリストが望んでおられることでありはその喪主の望みに答えて第二ヴァチカン公会議が開催されました。日本のカトリック教会の開催した福音宣教推進全国会議の開催の趣旨も「弱い立場に置かれている、苦しみ悩む人々に開かれた教会」をつくるためであります。

 

キリストに聞くということ、そして隣人に聞くということ、社会の声に聞くということ、この三つの「傾聴するということ」を日々大切にするようにいたしましょう。

この三つの傾聴を訴えて私の挨拶と説教にかえたいと思います。

 

 

 

 

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