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2019年7月31日 (水)

霊操

年間第十七水曜日 聖イグナチオ(ロヨラ)司祭 記念日
                ミサ説教
                                 2019年7月31日(水)、本郷教会

7月31日は、聖イグナチオ・ロヨラの記念日であります。
聖イグナチオの創立したイエズス会の創立の同志である聖フランシスコザビエルが、日本に福音を伝えてくれました。
その聖イグナチオが、多くの人々に伝えた霊性(霊に従う生活)の非常に有力な方法として、霊操という修業があります。
霊操というのは、神の霊に従うための修行であります。
神の霊とは、聖霊であります。
神の霊に従うためには、神の霊に逆らう悪の力を退け、あるいは神の霊の働きから自分を遠ざける誘惑と闘わなければなりません。

ちょうど昨夜の読書会で、イエズス会出身である現教皇フランシスコが出された教え『喜びに喜べ』を読み終えましたが、そこでわたしたちは現代世界においてすべての人がイエス・キリストに倣い、キリストの霊である聖霊に従う道を学んだのであります。

昨日の福音は「毒麦のたとえ」でありました。
長い話はできませんでしたが、あの話の中で「毒麦を撒いた敵は悪魔」(マタ13・39)であるとイエスは言われた。
『喜びに喜べ』の中でも、教皇フランシスコと教皇パウロ6世は、現代の人々に対して悪の力である悪魔の働きに警戒するようにと警告しています。

わたしたちは日々、「わたしたちを悪からお救いください」と「主の祈り」で祈っていますが、この悪とは、「悪い者」と訳すことができるのであり、この悪とは抽象的なものではなく、ペルソナ的な存在であり、サタン、あるいは悪い者、神に逆らう天使のことであります。
悪魔ディア‐ボロスとは、神の計画とキリストにおいて成就した救いの業とに逆らうものだとされています。(『カトリック教会のカテキズム』参照}

わたしたちの心の中にも悪の力が働いていることを自覚し、日々聖霊の導きに従うことができますよう、そのためにご一緒にお祈りすること、ミサを献げることが、非常に大切であると思います。

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