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2019年7月16日 (火)

悪の力

年間第十五火曜日 ミサ説教

2019年7月16日(火)、本郷教会

「イエスは、数多くの奇跡の行われた町々が悔い改めなかったので、叱り始められた。」(マタイ11・20)という言葉で、今日のマタイによる福音が始まっております。

どのような奇跡を行われたのか聖書は告げておりませんが、ご承知のようにイエスは数々の奇跡を行い、人々はイエスを信じるようになりましたが、イエスを信じない人々、それどころかイエスを排斥する人々もいたのであります。

さて、わたしたちの使命は、宣教あるいは福音化という言葉で表されています。

イエス・キリストを宣べ伝えること、イエス・キリストを信じて、そして神の国がすでにこの世界に来ているということを信じてもらえるように努力することであります。

人々に神の存在、あるいはイエス・キリストを救い主として信じるためには、いろいろな困難があるでしょう。

もちろん信じない人間の側に問題があるでしょうが、神の造ったこの世界にいろいろな問題があることも、神を信じることを妨げているのではないだろうか。

今日の集会祈願では、

「全能の神よ、あなたの支配に逆らう悪の力を滅ぼしてください。罪から解放されたわたしたちがあなたの国を待ち望み、正義を行う者となることができますように。」と祈っています。

この「悪の力」というものが働いていることを、わたしたちは知っています。

フランシスコ教皇様が出された教え、使徒的勧告「喜びに喜べ」という本の中で(今夜その箇所をやると思いますけれども)、

「この世界には悪の力が働いている。しかしわたしたちはその悪と日々たたかって打ち勝たなくてはならない」と言っております

その「悪の力」を別の名前で言うと、「悪霊」とか「悪魔」という言葉になります。

現代の人はそういう存在を単なる例えとか、あるいはおとぎ話のように思うかもしれないが、それは悪魔のつけ込むところであって、実際に悪魔は存在し、働いているのだということをフランシスコ教皇、そしてさらにパウロ6世教皇も強調しています。

そういうことが、今日学ぶ箇所に出ているのであります。

それはともかく、わたしたちが日々の生活で出会うさまざまな困難、さまざまな悪の力に対し、わたしたちは霊的な力によって、つまり神の力によって対抗し、そして打ち勝つことが出来ますように

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