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2019年8月13日 (火)

ペトロの魚

年間第19月曜日ミサ

 

第一朗読  申命記 10:12-22
(モーセは民に言った。)「イスラエルよ。今、あなたの神、主があなたに求めておられることは何か。ただ、あなたの神、主を畏れてそのすべての道に従って歩み、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くしてあなたの神、主に仕え、わたしが今日あなたに命じる主の戒めと掟を守って、あなたが幸いを得ることではないか。見よ、天とその天の天も、地と地にあるすべてのものも、あなたの神、主のものである。主はあなたの先祖に心引かれて彼らを愛し、子孫であるあなたたちをすべての民の中から選んで、今日のようにしてくださった。心の包皮を切り捨てよ。二度とかたくなになってはならない。あなたたちの神、主は神々の中の神、主なる者の中の主、偉大にして勇ましく畏るべき神、人を偏り見ず、賄賂を取ることをせず、孤児と寡婦の権利を守り、寄留者を愛して食物と衣服を与えられる。あなたたちは寄留者を愛しなさい。あなたたちもエジプトの国で寄留者であった。あなたの神、主を畏れ、主に仕え、主につき従ってその御名によって誓いなさい。この方こそ、あなたの賛美、あなたの神であり、あなたの目撃したこれらの大いなる恐るべきことをあなたのために行われた方である。あなたの先祖は七十人でエジプトに下ったが、今や、あなたの神、主はあなたを天の星のように数多くされた。」

 

福音朗読  マタイによる福音書 17:22-27
(イエスと弟子たち)がガリラヤに集まったとき、イエスは言われた。「人の子は人々の手に引き渡されようとしている。そして殺されるが、三日目に復活する。」弟子たちは非常に悲しんだ。
一行がカファルナウムに来たとき、神殿税を集める者たちがペトロのところに来て、「あなたたちの先生は神殿税を納めないのか」と言った。ペトロは、「納めます」と言った。そして家に入ると、イエスの方から言いだされた。「シモン、あなたはどう思うか。地上の王は、税や貢ぎ物をだれから取り立てるのか。自分の子供たちからか、それともほかの人々からか。」ペトロが「ほかの人々からです」と答えると、イエスは言われた。「では、子供たちは納めなくてよいわけだ。しかし、彼らをつまずかせないようにしよう。湖に行って釣りをしなさい。最初に釣れた魚を取って口を開けると、銀貨が一枚見つかるはずだ。それを取って、わたしとあなたの分として納めなさい。」

 

説教

今日の福音はイエスが「神殿税」という税金を納めたという話であります。当時神殿税という税がありまして、人々は皆、神殿に税を納めなければなりませんでした。イエスは通常のイスラエルの民としてその義務を負っていたわけです。しかし、他方イエスは神のおん独り子ですので、自分の家である神殿のためには、人々から税を取り立てる側にいるわけです。それでも人々を躓かせないために、税を納めなさいとペトロに言ったのです。

ガリラヤ湖から取れる魚の口の中に銀貨一枚が見つかったのでそれをもってイエスとペトロの分として納入させました。ガリラヤ湖に行くとペトロの魚というのがいますがたぶんこの魚のことかもしれません。

昨日の日曜日わたしは、人は人生の最後の時に、最終的で決定的な神との出会の時を迎えるのであるから、そのときに備えて、毎日しっかりと目を覚まして歩みなければならない、という話を致しました。

主日の第二朗読はヘブライ書でありまして、信仰の模範を示した人々の話が告げられていました。その代表者はアブラハムであります。アブラハムは一子イサクを焼き尽くすいけにえとして献げるようにと神に命じられました。分かりにくい話ですが、それでもアブラハムは信仰によって神に従おうとしたのです。

わたしたちの地上の旅は仮住まいの旅であって、天には永遠の住処が備えられていると信じます。わたしたちはこの信仰に従い、天の故郷に向かって日々歩んでいるのです。その際、三つの対神徳、信望愛、信仰、希望、愛にいつも身を固めて、神を信じ、神を愛し、隣人を愛し、そして希望をもって、歩むようにしなければなりません。

そして同時に、地上における市民としての義務を果たしながら、神が命じている務めを行います。その務めとは、社会的弱者の保護ということです。旧約聖書は、今日の第一朗読、申命記などで繰り返し、社会的弱者である、孤児、寡婦、寄留者を大切にするようにと、イスラエルの民に繰り返し命じているのです。

 

 

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