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2019年10月 1日 (火)

リジューのテレジア

聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士記念日 ミサ説教

2019101()、本郷教会

イエスの一行は、エルサレムへ向かって歩んでおりました。

その時、サマリア人の村を通過することになりましたが、村人はイエスを歓迎しませんでした。

サマリア人とユダヤ人の間にあった対立が影響していたのでしょうか。

その時に、弟子のヤコブとヨハネは、サマリア人のそのような態度に対し恐らく怒りを覚えて、彼らを滅ぼしてしまいたいと考えました。

「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」(ルカ954)と言いましたが、イエスは二人を戒められたのであります。

自分たちに反対するものを打ち滅ぼしてしまう、あるいは徹底的にないものとしてしまうという気持ちが人間には起こるかもしれませんが、イエスはそのような心の動きに対して、非常に消極的な態度を示されました。

御承知の通り、「山上の説教」(マタ5312、ルカ62023)で敵を愛するように教え、自らもその教えを実行したのでありました。

さて、今日は聖テレジア(幼いイエスの)おとめ教会博士の記念日であります。

聖テレジアおとめは、教会博士にあげられました。

彼女の生き方が、すべての人の模範になると認められたからであります。

彼女の遺した自叙伝によると、彼女は自分が小さい者であり、病弱でもあったので、神様にお仕えすることについて、非常に困難を感じたことがあったと述べています。

自分の召命は何であろうかと黙想をしながら聖書を読んでいて、コリントの信徒への手紙一13章の中に見つけた言葉が、自分の召命を示しているということに気付き、大いに喜んだとあります。それは有名な「愛の賛歌」であります。

自分の召命は「愛」ということにあると彼女は確信しました。

ちなみにその言葉は次のようになっています。

「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」(一コリ134

 

 

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