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2019年10月 6日 (日)

聖フランシスコ

聖フランシスコ(アシジ)修道者記念日 ミサ説教

2019年10月4日(金)、本郷教会

聖フランシスコという方は、カトリック教会だけではなく、教会の外の人からも愛されている聖人であります。

福音の勧めにすべてを献げて、生涯を貧しい者、小さな者として生きました。

今日のルカの福音は、人々の無信仰を責めています。

カファルナウムという地名が出てきますが、ガリラヤ湖畔の町で、イエスの活動の主な場所になったところです。

聖フランシスコはある時、キリストからの呼びかけを聞きました。

「わたしの教会を建て直しなさい。」

初は文字通り教会の建物を建て替えることであると思ったようでありますが、イエス・キリストの言葉を実践することによって、彼は十二世紀のカトリック教会のいわば刷新・改革をしたのであります。

多くの場合、教会の指導者を攻撃したり批判したりすることによって、改革し刷新することになりますが、聖フランシスコはそういうことは一切しなかったんですね。

しなかったが、そのままで良いとは決して思わなかったので、自分からイエスの言葉を実行し始めた。

その聖フランシスコに共感した人達が加わって、われわれは「フランシスコ会」と呼んでいますが、正式の名前は「小さい兄弟たちの会」が生まれました。

彼が心がけたイエスの福音の中心は、「貧しさ」ということでありました。

貧しいということは、物を持たない、物に依存しない、物から自由になる、ということでありました。

そして次に、「権力とか権限」を持たない。

人を支配したり命令したりする立場を放棄する。

人に力で接する、その力とは、金の力 肉体的な力、政治的権力でしょうが、そういうことを行使しない。

三番目は、「地位とか名誉とか威信」の放棄。

因みに、所有はポゼッションPossession、権力はパワーPower、威信はプレステージPrestige。

これを「三つのP」と言います。

貧しい、物を持たない、だけでなく、心においても小さな者として生きることによって教会を刷新したのでありました。

聖テレジア(幼いイエスの)おとめの精神に通うところがあります。

わたくしたちの教会も、この聖フランシスコの精神に従って改革されなくてはならないと思います。

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