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2019年12月31日 (火)

世も世にあるものも愛してはいけません

主の降誕第六日 ミサ説教

20191230()、本郷教会

わたくしたちは毎日「主の祈り」を唱え、

「わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。」と神に願っております。

今日の第一朗読「ヨハネの手紙」におきまして、次のように言われています。

「世も世にあるものも、愛してはいけません。なぜなら、すべて世にあるもの、肉の欲、目の欲、生活のおごりは、御父から出ないで、世から出るからです。」

悪というものは、どこから来るのでしょうか。

今日の「ヨハネの手紙」によれば、すべて世にあるものが悪であり、肉の欲、目の欲、生活のおごりがわたくしたちを悪に誘うのであると言っているようであります。

さて、昨日わたくしたちは「聖家族の祝日」を祝いました。

お生まれになったイエスは父ヨセフと母マリアのもとで成長していきます。

彼らは律法の教えに従って、最初に生まれた子イエスを神殿に連れて来て、律法が定めた通り、初子(ういご)として神に献げました。

その時にシメオンという老人とアンナという女預言者に出会った次第が告げられています。

今日の福音では次のように言われている。

「親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。」

このようにしてイエスは両親のもとで成長し、約30年の期間を過ごして、おそらくヨセフが亡くなった後のことでしょう、神の国の福音を宣教する使命に着手したのでありました。

第一朗読  ヨハネの手紙 一 2:12-1
子たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、イエスの名によってあなたがたの罪が赦されているからである。父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが、初めから存在なさる方を知っているからである。若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。子供たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが御父を知っているからである。父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが、初めから存在なさる方を知っているからである。若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、あなたがたが強く、神の言葉があなたがたの内にいつもあり、あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。世も世にあるものも、愛してはいけません。世を愛する人がいれば、御父への愛はその人の内にありません。なぜなら、すべて世にあるもの、肉の欲、目の欲、生活のおごりは、御父から出ないで、世から出るからです。世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けます。

福音朗読  ルカによる福音書 2:36-40
(そのとき、)アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。

 

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