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2019年12月12日 (木)

一匹の羊

待降節第二火曜日 ミサ説教
2019年12月10日(火)、本郷教会

 

本日の朗読はわたくしたちに非常に豊かな内容を伝えております。
イザヤの預言40章は、イザヤ書の中で第二イザヤと呼ばれる部分の最初の章であります。
バビロン捕囚という悲惨な出来事の中で、預言者は主なる神への信頼と希望を呼び覚ますように呼びかけていると思われます。
 見よ、あなたたちの神
 見よ、主なる神。
 彼は力を帯びて来られ
 御腕をもって統治される。(イザ40:10)
と言われます。

マタイによる福音18章は、ルカによる福音15章に出てくる、いつくしみ深い神のたとえと同じ内容であります。
百匹の羊がいて、その中の一匹が迷い出たとすれば、羊飼いは九十九匹を残しておいて迷い出た羊を捜しに出かけ、見つけたら肩に担いで帰ってきていに喜ぶというルカの福音と同じ内容であります。
今の日本の社会に最も必要なたとえ話ではないだろうか。
ひとりの人が孤独に死んでいてもまったく周りの人には気づかれない。
一人ひとりが孤立している状況にあるのが、今の日本の社会ではないだろうかと思う。
もちろんわたくしたちの教会の中では、そうではありません。

昨日、東京教区の澤田和夫神父様の百歳のお誕生日を祝い、菊地大司教をはじめ多くの司祭が集まりました。
神父様は多くの人から大切にされて、毎日を過ごしておられます。
わたくしたちの間のつながりもそのようなものであり、そのつながりを教会の外に広げていかなければならないと感じました。

 

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