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2020年1月 7日 (火)

仮現説の誤り

降誕節月曜日(主の公現後)ミサ説教

2020年1月6日(月)、本郷教会

 

昨日は「主の御公現」の祭日でありました。

永遠の「神のみことば」が人となってわたくしたちのところに生まれ、異邦人に知れ渡ったことを記念する日であります。

今日の第一朗読「使徒ヨハネの手紙」によると、すでに最初の教会の頃からイエスが人となった神であるということを認めない人たちが多数いたことが推測されます。

反キリストという言葉が出てきます。

イエス・キリストは人間という姿をとっていたが、実は仮の姿で本当の人間ではなかったという仮現説と言われる考えも、ヨハネの手紙が書かれた頃広まっていたようであります。

 

キリスト教というのは、永遠のみことばがわたくしたちと同じ人間になってくださった、わたくしたちと同じ人間の弱さを身に纏ってくださった、ということを信じる宗教であります。

人間が被っている悪、それは病気あるいは罪という言葉で言い表すことができるでしょう。

その罪や悪を克服し、人間を罪や悪から解放するためにイエス・キリストが来られたのであるとわたくしたちは信じます。

教会はその使命を継承していますが、未だイエス・キリストの福音宣教は緒に就いたばかりという印象があるかもしれない。

イエス・キリストの再臨の時に、福音宣教の働きは完成するのであります。

 

第一朗読  ヨハネの手紙 一 3:22-4:6
(愛する皆さん、)神に願うことは何でもかなえられます。わたしたちが神の掟を守り、御心に適うことを行っているからです。その掟とは、神の子イエス・キリストの名を信じ、この方がわたしたちに命じられたように、互いに愛し合うことです。神の掟を守る人は、神の内にいつもとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。神がわたしたちの内にとどまってくださることは、神が与えてくださった“霊”によって分かります。
愛する者たち、どの霊も信じるのではなく、神から出た霊かどうかを確かめなさい。偽預言者が大勢世に出て来ているからです。イエス・キリストが肉となって来られたということを公に言い表す霊は、すべて神から出たものです。このことによって、あなたがたは神の霊が分かります。イエスのことを公に言い表さない霊はすべて、神から出ていません。これは、反キリストの霊です。かねてあなたがたは、その霊がやって来ると聞いていましたが、今や既に世に来ています。子たちよ、あなたがたは神に属しており、偽預言者たちに打ち勝ちました。なぜなら、あなたがたの内におられる方は、世にいる者よりも強いからです。偽預言者たちは世に属しており、そのため、世のことを話し、世は彼らに耳を傾けます。わたしたちは神に属する者です。神を知る人は、わたしたちに耳を傾けますが、神に属していない者は、わたしたちに耳を傾けません。これによって、真理の霊と人を惑わす霊とを見分けることができます。

福音朗読  マタイによる福音書 4:12-17、23-25
(そのとき、)イエスは、ヨハネが捕らえられたと聞き、ガリラヤに退かれた。そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。
「ゼブルンの地とナフタリの地、湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、異邦人のガリラヤ、暗闇に住む民は大きな光を見、死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」
そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。
イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。そこで、イエスの評判がシリア中に広まった。人々がイエスのところへ、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた。こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。

 

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