無料ブログはココログ

« キリストの言葉を受け入れる心 | トップページ | 日本という土壌 »

2020年1月31日 (金)

聞く耳のある者は聞きなさい

年間第三木曜日 ミサ説教

2020130()、本郷教会

 

昨日の福音は「種蒔きのたとえ」でありました。

神の言葉は受け取る人の心の状態によって実の結び方が異なってくると言っているようです。

良い土地に蒔かれると何倍もの実を結ぶ。

今日の福音をその譬えで考えてみると、まず「聞く耳のある者は聞きなさい。」と言われました。

さらに「何を聞いているかに注意しなさい。」と続きます。

イエスの言葉をよく聞くならば、そして聞いて実行するならば、持っている人は更に多く与えられることになる。神の恵みに与っている者は、更に神の恵みに与るように注意して努力して心を開いていれば、更に豊かに恵みを与えられるでしょう。

しかし心を向けていなかったり、ほかのことに囚われていたりすると、既に与えられている恵みまで失うことになるから気をつけなさい、そう言っているのかもしれないと思います。

「あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。」とも言っています。

「自分の量る秤」とはどういう意味だろうか。人間の器の大きさによって受ける恵みも変わってくる。広い深い大きな心を持てば、神の恵みはそれだけ豊かに与えられるでしょう。

そういう意味ではないかと思います。

第一朗読  サムエル記 下 7:18-1924-29
(ナタンから主の言葉を告げられた後、)ダビデ王は主の御前に出て座し、次のように言った。「主なる神よ、何故わたしを、わたしの家などを、ここまでお導きくださったのですか。主なる神よ、御目には、それもまた小さな事にすぎません。また、あなたは、この僕の家の遠い将来にかかわる御言葉まで賜りました。主なる神よ、このようなことが人間の定めとしてありえましょうか。主よ、更にあなたはあなたの民イスラエルをとこしえに御自分の民として堅く立て、あなた御自身がその神となられました。主なる神よ、今この僕とその家について賜った御言葉をとこしえに守り、御言葉のとおりになさってください。『万軍の主は、イスラエルの神』と唱えられる御名が、とこしえにあがめられますように。僕ダビデの家が御前に堅く据えられますように。万軍の主、イスラエルの神よ、あなたは僕の耳を開き、『あなたのために家を建てる』と言われました。それゆえ、僕はこの祈りをささげる勇気を得ました。主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください。主なる神よ、あなたが御言葉を賜れば、その祝福によって僕の家はとこしえに祝福されます。」

福音朗読  マルコによる福音書 4:21-25
(そのとき、イエスは人々にわれた。)「ともし火を持って来るのは、升の下や寝台の下に置くためだろうか。燭台の上に置くためではないか。隠れているもので、あらわにならないものはなく、秘められたもので、公にならないものはない。聞く耳のある者は聞きなさい。」また、彼らに言われた。「何を聞いているかに注意しなさい。あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。」

 

 

 

« キリストの言葉を受け入れる心 | トップページ | 日本という土壌 »

ミサ説教」カテゴリの記事

コメント

サムエル記の中で、ダビデが神の言葉に捧げる感謝と祈りの迫力には圧倒されます。また、マルコの福音書の言葉は意味が深くて難しいですが、お説教を拝読して、神の言葉は受け取る人の心の状態で実の結び方が異なる、努力して神の言葉に心を開いていかなければならない、という教えを知ることができました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« キリストの言葉を受け入れる心 | トップページ | 日本という土壌 »

最近のトラックバック

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29