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2020年2月12日 (水)

朽ちないものとされる

世界病者の日ミサ説教
2020年2月11日(火)、本郷教会

フランスとスペインの国境にあるルルドというところに、貴婦人が現れ、少女ベルナデッタに霊泉が湧き出ることを教えたという出来事を記念して、2月11日は「ルルドの聖母の日」とされ、またヨハネパウロ2世によって「世界病者の日」と定められました。
わたくしたちの主イエス・キリストは、生涯にわたってさまざまな人の病気や障がい、あるいは心の問題をおいやしになりましたが、考えてみれば、数知れない多くの病人の中の一部の者に過ぎませんでした。
「いやし」ということは、結局のところ人間の救いということであり、救いは心と身体のいやしにならなければならないのであります。
そして、一人ひとりの救いは神の命に最終的決定的に与ることであり、イエス・キリストの復活の栄光の状態にあげていただくほかなりません。
今日のパウロのコリント書はそのことを教えていると思います。
「死は勝利にのみ込まれた。死よ、お前の勝利はどこにあるのか。死よ、お前のとげはどこにあるのか。」

第一朗読 使徒パウロのコリントの教会への手紙 (一コリ15:50-55)
兄弟たち、わたしはこう言いたいのです。肉と血は神の国を受け継ぐことはできず、
朽ちるものが朽ちないものを受け継ぐことはできません。
わたしはあなたがたに神秘を告げます。わたしたちは皆、眠りにつくわけではありません。
わたしたちは皆、今とは異なる状態に変えられます。最後のラッパがなるとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。
この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを必ず着ることになります。この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、次のように書かれている言葉が実現するのです。
「死よ、お前の勝利はどこになるのか。
死よ。お前のとげはどこにあるのか。」

 

福音朗読 マタイによる福音 (マタ8:14-17)
(そのとき)イエスはペトロの家に行き、そのしゅうとめが熱を出して寝込んでいるのを
御覧になった。イエスがその手に触れられると、熱は去り、しゅうとめに起き上がってイエスをもてなした。
夕方になると、人々は悪霊に取りつかれた者を大勢連れて来た。イエスは言葉で悪霊を追い出し、病人を皆いやされた。
それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。
「彼はわたしたちの患いを負い、わたしたちの病を担った。」

 

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コメント

ルルドの少女、の話すら知らなかったのですが、、少しだけ調べてみる機会を与えていただきました。今回も キリスト教の大切な教えをわかりやすくお話していただき、少しずつ理解できるようになっている感じがいたします。救いは神の命に最終的決定的に与ること。
タイトルの、朽ちないものとされる、も心に留めておきたいと思います。

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