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2020年4月 2日 (木)

悪魔憑き

四旬節第5木曜日

 

聖週間がまじかとなった。今日の第一朗読、アブラハムの話。

わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。」

この託宣は何を意味するのか。武力でカナンの先住民を征服せよと解釈したのだろうか。モーセの後継者ヨシュアはヨルダン川の東西の民、王たちを皆殺しにしたのであった。イスラエルのパレスチナ占領は今日まで尾を引くパレスチナ紛争の原因になっているのではないだろうか。(「ヨシュア記」参照)

今日の福音、イエスは悪魔に憑かれている、と言われている。このことは心にとどめるべき。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から、『わたしはある。』」この男頭がおかしい。頭がおかしいのは悪霊の所為だ、と考えたのであろう。

聖書は難しい。

第一朗読  創世記 17:3-9
(その日、神は、ひれ伏しているアブラムに)語りかけて言われた。「これがあなたと結ぶわたしの契約である。あなたは多くの国民の父となる。あなたは、もはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。あなたを多くの国民の父とするからである。わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。王となる者たちがあなたから出るであろう。わたしは、あなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、それを永遠の契約とする。そして、あなたとあなたの子孫の神となる。わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。わたしは彼らの神となる。」神はまた、アブラハムに言われた。
「だからあなたも、わたしの契約を守りなさい、あなたも後に続く子孫も。」

福音朗読  ヨハネによる福音書 8:51-59
(そのとき、イエスはユダヤ人たちに言われた。)「はっきり言っておく。わたしの言葉を守るなら、その人は決して死ぬことがない。」ユダヤ人たちは言った。「あなたが悪霊に取りつかれていることが、今はっきりした。アブラハムは死んだし、預言者たちも死んだ。ところが、あなたは、『わたしの言葉を守るなら、その人は決して死を味わうことがない』と言う。わたしたちの父アブラハムよりも、あなたは偉大なのか。彼は死んだではないか。預言者たちも死んだ。いったい、あなたは自分を何者だと思っているのか。」イエスはお答えになった。「わたしが自分自身のために栄光を求めようとしているのであれば、わたしの栄光はむなしい。わたしに栄光を与えてくださるのはわたしの父であって、あなたたちはこの方について、『我々の神だ』と言っている。あなたたちはその方を知らないが、わたしは知っている。わたしがその方を知らないと言えば、あなたたちと同じくわたしも偽り者になる。しかし、わたしはその方を知っており、その言葉を守っている。あなたたちの父アブラハムは、わたしの日を見るのを楽しみにしていた。そして、それを見て、喜んだのである。」ユダヤ人たちが、「あなたは、まだ五十歳にもならないのに、アブラハムを見たのか」と言うと、イエスは言われた。「はっきり言っておく。アブラハムが生まれる前から、『わたしはある。』」すると、ユダヤ人たちは、石を取り上げ、イエスに投げつけようとした。しかし、イエスは身を隠して、神殿の境内から出て行かれた。

 

 

 

 

 

 

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コメント

ずっと続いているパレスチナ紛争の原因がここに発していた。ヨシュア記には詳細な歴史が記されていることに驚きました。 創世記での、神のことば 『わたしはある』、がヨハネの福音書では、最後の、イエスは言われた。「はっきり言っておく、アブラハムの生まれる前から、『私はある』。」 につながっていて、その間の、ユダヤ人とキリストとの対話からはキリストの思いが強く伝わってきます。

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