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2020年7月21日 (火)

天の父のみ心

721日 年間第16火曜日

 

「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」

確かにそうなのだが、問題は、何が天の父のみ心であるのか、ということである。神の名において正義を主張し,抗争してきた歴史がわが教会の歩みの中にみられないか。異端審問、十字軍などはその汚点ではないか。

 

第一朗読  ミカ書 7:14-1518-20

(主よ、)あなたの杖をもって 御自分の民を牧してください あなたの嗣業である羊の群れを。彼らが豊かな牧場の森に ただひとり守られて住み 遠い昔のように、バシャンとギレアドで草をはむことができるように。お前がエジプトの地を出たときのように彼らに驚くべき業をわたしは示す。

あなたのような神がほかにあろうか 咎を除き、罪を赦される神が。神は御自分の嗣業の民の残りの者に いつまでも怒りを保たれることはない 神は慈しみを喜ばれるゆえに。主は再び我らを憐れみ 我らの咎を抑え すべての罪を海の深みに投げ込まれる。どうか、ヤコブにまことを アブラハムに慈しみを示してください その昔、我らの父祖にお誓いになったように。

福音朗読  マタイによる福音書 12:46-50

イエスがなお群衆に話しておられるとき、その母と兄弟たちが、話したいことがあって外に立っていた。そこで、ある人がイエスに、「御覧なさい。母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」と言った。しかし、イエスはその人にお答えになった。「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」そして、弟子たちの方を指して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である。」

 

 

 

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コメント

「何が天の父のみ心であるのか」
それは昨日の福音にもあるように「正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共に歩むこと」、そして別の箇所では「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くしてあなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい」とあります。
それはわかります。

でも信者の中には、「父のみ心」を生きようとしているが、自分が自分の気持ちに正直に、生き生きと生きていないように見える人もいる気がします。「父のみ心」だからといって自分をおし殺している人が他人に優しくできるだろうか、という疑問をもつこともあります。実際「父のみ心」をに笠に着て、自分は正しいことをしているのだ、と疑わず相手を非難、攻撃する人もいます。

だからといって、わたしのように、わがままに自分ばかりを大事にする生き方は「みこころ」ではないのだろうなと思います。

神さまがお望みになること。みこころ。
わたしが、神様がおつくりになった本当のわたしになれること。
それはきっと一致することなのだと思います。

異端審問や十字軍などは、神の名において正義を主張し,抗争したためであり、それは天の父の御心ではなかった。強い権力による支配はキリスト教を装った偽りのもので、それによって世界に大きな問題を引き起こされた。
このことには、現代の私たちの問題とも通じるように思います。この前のお説教にもありましたように、わたしたちの心には善と悪が宿っていて絡まり合っているのは常に感じることです。わたしたちの実態には油断できない危うさがあると思います。
ミカ書の、預言者の神への願いと、それに答える神のことばにはイスラエルに対する強い思いが表されているのが分かります。イスラエルに遠い昔のような平和を願っていると語る神のことばには、罪を赦し慈しみを喜ばれる御心が表されているのだと思います。
マタイの福音書では、天の父の御心を行う人が本当の兄弟、姉妹、母であると説き、本当の天の父の御心から離れないようにと教えていて、今日のお話の大切なメッセ―ジだと思いました。

十字軍が、教会の汚点だとは思いません。もしそうなら、同時期にスペインで行われていたレコンキスタ(失地回復運動)も汚点となります。十字軍もレコンキスタもいずれも、イスラムに武力で奪われたキリスト教地域を奪還しようとするものだと思います。
なお、異端審問は、確かに教会の汚点だと思います。

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