精神科医の謝罪
017年7月29日、麹町聖イグナチオ教会でのシンポジューム『いのちへのまなざし』のけるシンポジスト、精神科医の香山リカ氏の発言のなかに非常に衝撃的な内容が含まれていた。
2010年、ドイツの精神科医の学会の会長が70年の沈黙を破って謝罪の談話を発表した。謝罪の内容は、精神障害者に対して行った数々の人権侵害、犯罪行為についてである。ナチス政権下で、精神科医は、精神障がい者のなかから「生きている価値のないもの」を選別し20万人の生命を虐殺するという挙に出た、という。その際、その行為を「問題のない、よい行為だ」と考えていた。
この香山氏に発言はにわかに信じがたかったが、インターネットの記事によって確認することができた。この思想は、先日日本で起こった「津久井やまゆり園」での職員におる殺人事件の犯人に通じる思想である。
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